国立競技場の座席表を徹底解剖!見え方の違いと雨に濡れない神席の真相

国立競技場の座席表を徹底解剖!見え方の違いと雨に濡れない神席の真相

国立競技場の座席表を徹底解剖!見え方の違いと雨に濡れない神席の真相を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

「全周屋根付きスタジアム」と謳われる国立競技場ですが、中央部は天然芝の育成に必要な日照と通風を確保するため、巨大な開口部(穴)が空いた片持ち梁(カンチレバー)構造を採用しています。そのため、上空から垂直に降る雨であっても、風がわずかに吹き込むだけで屋根の先端を越えて客席へと雨粒が進入します。

現地での降雨観測および観客からの報告データを集約すると、明確な「濡れる席の境界線」が存在することが判明しています。最も注意を払うべきは1層スタンドです。1層の座席はおよそ30列前後までありますが、前方の1列目から19列目付近までは、ほぼ頭上に屋根が存在しないか、あっても極めて高い位置にあるため、小雨であってもダイナミックに雨粒を受けます。2層スタンドの床面がひさしとなって覆いかぶさる「1層の20列目以降(特に24〜25列目以降)」に入って初めて、雨を直接受けない安全圏に突入します。

一方、2層スタンドは屋根の懐深くに入り込んでいるため、雨の影響は限定的です。ただし、風を伴う荒天時には最前列から2列目あたりまで飛沫が吹き込むことがあります。確実に雨具なしで観戦したい場合は2層の3列目以降を確保するのが定石です。そして最上階である3層スタンドは、最前列で風に煽られたミストを浴びる例外を除き、全域が巨大な大屋根にすっぽりと覆われているため、雨に濡れる心配は実質的にゼロです。

スタジアム内では周囲の視界を塞ぐ傘差し観戦が安全規則で厳格に禁じられています。1層前方の座席番号が割り当てられた場合は、天候急変に備えてレインポンチョや足元を覆う大型ゴミ袋(荷物防水用)を携行することが不可欠な自衛策となります。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。