青果売り場で緑色の果皮が目を引く「スイーティー」や「オロブランコ」。これらは文旦とグレープフルーツの交配研究から生まれたエリート柑橘です。
アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校で、文旦(ポメロ)の無酸性品種とグレープフルーツ(ホワイト種)を人為的に交配して誕生しました。同じ掛け合わせから生まれた品種ですが、栽培地によって流通名称が分かれています。
- オロブランコ(Oroblanco):アメリカ(主にカリフォルニア州)で栽培されたもの。スペイン語で「白い金」を意味し、酸味が極めて少なく強い甘みを持つ。
- スイーティー(Sweetie):イスラエルへ苗木が渡り、同国で栽培・ブランディングされて日本へ輸入されたもの。緑色の果皮のままでも酸味が少なくジューシー。
いずれも「文旦の酸味の少なさと果肉の食べやすさ」に「グレープフルーツのジューシーさ」を掛け合わせたハイブリッド柑橘であり、苦味が苦手な層から絶大な支持を集めています。