カビを消したい一心で、強力な薬剤を長時間放置し続けるのは避けるべきです。次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする漂白剤は酸化力が強いため、長時間の過度な接触は合成ゴムの分子結合を破壊し、パッキンの硬化、ひび割れ、弾力低下を引き起こします。
塩素系漂白剤使用時のパッキン劣化防止ルール:
・最長放置時間を守る: スプレータイプなら最長でも1時間、ジェルタイプでも製品指定の時間を超えて放置(一晩放置など)しないこと。
・熱湯で流さない: カビ取り剤を洗い流す際、熱湯を使うと塩素ガスが急激に揮発して危険な上、ゴムの熱劣化を招きます。必ず「冷水〜ぬるま湯」を使用してください。
・残留成分の完全除去: 洗浄後に薬剤が微量でも残っていると徐々にゴムを痛めるため、水流や水拭きで完全に中和・除去することがパッキンの寿命を伸ばします。