購入検討者が最も気をもむポイントが、「生地の透け感」と「家庭洗濯による縮み」の2点です。ネット上の知恵袋やレビューサイトで飛び交う噂について、生地特性と現場の検証結果から真実を明らかにします。
まず「透け感」についてです。特に春夏に大人気を博す「リネンシャツワンピース」や「コットンポプリンワンピース」は、清涼感を重視して軽やかに織り上げられています。取材班の検証によると、ホワイト、エクリュ、ライトベージュなどの淡色系は、強い自然光の下で逆光になると足のシルエットや下着の色が透ける傾向が確認されました。一枚でさらりと着用したい場合は、チャコール、ブラック、ディープネイビーなどの濃色を選ぶか、淡色を選ぶならベージュ系のシームレスインナーおよびペチパンツの併用が必須となります。
次に「洗濯後の縮み」です。天然素材であるフレンチリネンやオックスフォードコットンは、水通しによって繊維が詰まる特性を持っています。実証データによると、30度以下の水で中性洗剤(おしゃれ着洗い用)を使用し、脱水を1分程度にとどめて陰干しした場合の縮み率は着丈で約1.0〜1.5cm程度に収まります。しかし、温水洗浄やコインランドリーの回転式乾燥機にかけてしまうと、最大で2.5〜3.0cmほど縮むケースが報告されています。購入時は、数回の洗濯でわずかに縦方向の縮みが発生することを計算に入れて着丈を選ぶのがプロの鉄則です。