所ジョージはなぜ金持ちなのか?年収と世田谷ベースを支える構造

所ジョージはなぜ金持ちなのか?年収と世田谷ベースを支える構造

所ジョージはなぜ金持ちなのか?年収と世田谷ベースを支える構造について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

ネットの検索窓やSNSで「所ジョージ なぜ 金持ち」と打ち込むと、必ずといっていいほど浮上するのが「所ジョージの携帯利権の噂」です。「ドコモが携帯電話事業を立ち上げる黎明期に巨額の出資を行い、1台売れるごとに毎月数円のチャリンチャリンビジネス(一次代理店権利)で月額数千万円が口座に振り込まれ続けている」という言説が、平成初期から令和の現在に至るまで語り継がれてきました。

しかし、通信業界の黎明期を知る古参関係者や経済ジャーナリストの調査により、この携帯電話の権利収入説は完全なデマ(都市伝説)であることが判明しています。

携帯電話の黎明期において、初期投資の見返りとして代理店権利を得た著名人や実業家のエピソード(いわゆる電電公社時代からのインフラ関連人脈)が複数存在し、それらが「なぜか大金持ちで自由気ままに暮らしている象徴」である所ジョージのイメージと結びつき、真しやかに拡散されたのが事の真相です。所ジョージ本人も過去のトーク番組や雑誌のインタビューにおいて、「携帯の権利なんて持ってるわけないだろ(笑)」と一笑に付しています。

では、彼が手にする「所ジョージの権利収入の真相」とは何なのか。その核心は、地道に積み上げられた作詞作曲の印税収入と独自IP(知的財産)のロイヤリティにあります。

もともとシンガーソングライターとしてデビューした彼は、これまでに自身名義の楽曲だけでなく、コミックソングからCMソング、他アーティストへの楽曲提供、テレビ番組のオープニング・エンディングテーマまで膨大な楽曲を手掛けてきました。JASRACに登録されている作品数は実に2,000曲以上に及びます。カラオケ歌唱印税、テレビ放送でのBGM使用料、ストリーミング配信など、意識せずとも自動的にチャリンチャリンと入り続ける音楽著作権収入が、何十年にもわたって強固な経済基盤を支えています。

さらに「所ジョージ」および「世田谷ベース(SETAGAYA BASE)」という屋号そのものが商標登録された強力なブランドであり、雑誌、アパレル、ミニカー、ツールボックスなどのライセンスビジネスから生み出される収益も、芸能界屈指の優良な権利収入となっています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。