思春期を遠く過ぎ去った大人であっても、心の奥底にその残滓を抱えているケースは少なくありません。読者自身の傾向を把握するために、臨床現場やソーシャルリサーチで頻出する行動パターンを基にした自己診断リストを作成しました。
【中二病・潜伏度チェックリスト】
□ 窓の外を眺めながら「フッ、下界の蟻どもが…」と内心で見下したことがある
□ 無性に黒い服や革製品、チェーンやシルバーアクセサリーを集めた時期がある
□ 誰も知らない海外インディーズバンドを発見すると、自分だけの秘密にしたくなる
□ 体調を崩した際、単なる風邪ではなく「不治の奇病」にかかった悲劇の主人公を気取る
□ 天気予報で「低気圧」と聞くと、古傷や右腕が疼くような錯覚を覚える
□ 群れを嫌う一匹狼(ローンウルフ)気質を自称し、集団行動でわざと輪から外れる
□ カフェで周囲が読まない難解な哲学書や海外文学を、表紙が見えるように置く
□ 自分の本名とは別に、漢字の組み合わせや欧文による「裏ネーム」を考案した経験がある
該当項目が3〜4個であれば思春期の健全な名残ですが、5個以上に及ぶ場合は、現在進行形で自意識が過剰に肥大化している可能性があります。
SNSやネット掲示板のコミュニティ調査でも、数多くの生々しい告白が散見されます。「中学生の頃、突然包帯を腕に巻いて登校し、理由を聞かれて『巻き込まれたくないなら詮索するな』と言い放った記憶がフラッシュバックして夜中に叫び出した」(20代男性)、「スタバでエスプレッソのドッピオを頼み、苦悶の表情を浮かべながら『これが大人の味か』と呟いていた過去を消し去りたい」(30代女性)など、その多くは歳月を経て激しい羞恥心とともに語られています。