違反にならないとはいえ、道路交通法の根幹には「キープレフト(左側寄り通行)の原則」が生きています。法律上問題がないからといって、理由もなく右側車線を占有し続ける行為は推奨されていません。
片側2車線の道路では左側の第一通行帯を走るのが基本であり、片側3車線道路では一番左、あるいは中央の第二通行帯を走るのが標準的な走行マナーです。右側車線は、前方の低速車を追い越す際や、数キロ先で右折することが決まっている場合に活用するのがスムーズな交通の流れを生みます。
特に交通量の多い幹線道路では、右側車線をマイペースに走り続ける車が後続車の流れを堰き止め、無用な車線変更を誘発して事故の原因になるケースが散見されます。法的な罰則の有無にかかわらず、周囲の流れを乱さない配慮が求められます。