薬を数日飲んでも症状が改善しない、あるいは悪化している場合、以下のような要因が考えられます。
1. 処方された薬に耐性がある菌(耐性菌)の感染
大腸菌の中には、従来の抗生物質が効きにくい耐性菌が存在します。尿培養検査を行い、どの抗生物質が有効かを調べる「薬剤感受性試験」の結果をもとに薬を変更する必要があります。
2. 膀胱炎以外の疾患(性感染症・過活動膀胱・間質性膀胱炎など)
クラミジアや淋菌による尿道炎、骨盤内うっ血、非細菌性の「間質性膀胱炎」などは、通常の抗生物質では治りません。
3. 複雑性膀胱炎(尿路結石や解剖学的異常がある場合)
基礎疾患がある場合、通常の短期間治療では完治しにくいことがあります。
4. 抗生物質の副作用による体調不良
抗生物質を飲むと、腸内の善玉菌まで影響を受けて下痢や軟便、胃痛、吐き気、女性の場合はカンジダ腟炎を併発することがあります。発疹や息苦しさなどアレルギー反応が出た場合は、直ちに服用を中止し医師に連絡してください。