四捨五入とは何か?「5」の扱いと計算ルールをExcelまで完全解説

四捨五入とは何か?「5」の扱いと計算ルールをExcelまで完全解説

四捨五入とは何か?「5」の扱いと計算ルールをExcelまで完全解説について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

オフィスの現場検証を行うと、端数処理のミスは手計算よりもExcelの操作不備に起因するケースが大半を占めています。特に注意すべきは「セルの表示形式による見かけの丸め」と「関数による実際の丸め」の乖離です。

Excelのツールバーにある「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタンを使うと、セル上の見た目は四捨五入されますが、セル内部には細かい小数がそのまま保持されます。この状態のまま合計(SUM)を計算すると、「画面に見えている数値を足した結果と、合計セルの数値が1円合わない」という経理上の重大なトラブルが発生します。

実務では、必ずROUND関数を用いて数値を明示的に丸めるのが鉄則です。

関数式第二引数(桁数)の意味元の数値:123.456計算結果=ROUND(A1, 2)小数第2位まで残す(第3位を四捨五入)123.456123.46=ROUND(A1, 0)一の位(整数)まで残す(小数第1位を四捨五入)123.456123=ROUND(A1, -1)十の位まで残す(一の位を四捨五入)123.456120=ROUND(A1, -2)百の位まで残す(十の位を四捨五入)123.456100

切り捨てを行いたい場合はROUNDDOWN関数、切り上げを行いたい場合はROUNDUP関数を使い分けます。引数の指定ルールはROUND関数と完全に共通です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。