自身の思考や対人関係の癖がどれほど不安型の傾向に傾いているかを客観視するために、心理検査(ECR-Rなどを参考にした簡易指標)に基づく評価基準を確認してみましょう。以下の項目のうち、直近の人間関係で当てはまるものを数えてみてください。
- パートナーの些細な表情の翳りや声のトーンの変化から、「嫌われたのではないか」と瞬時に察知しようとする
- メッセージの既読がついてから返信があるまでの時間が長くなると、理由も聞かずに見捨てられた恐怖を感じる
- 相手からの好意を常に言葉や行動で証明し続けてもらわないと、関係に安心が持てない
- 「どうせいつか私の元を去るのだろう」という予期不安が常に心の片隅にある
- 本音を言って嫌われるのが怖いため、相手の理不尽な要求を受け入れて都合の良い存在になってしまう
- 感情が高ぶった際、相手を傷つけるような極端な言葉(「もう死ぬ」「別れる」など)を衝動的に投げてしまう
- 恋人が友人と過ごしている時間や趣味に没頭している時間に、強い嫉妬や疎外感を覚える
上記項目のうち4つ以上が顕著に当てはまる場合、不安型の傾向が強く現れている可能性が高いと言えます。ただし、これは人格的な欠陥を暴く診断ではなく、自分自身が長年抱えてきた「未解決の警戒シグナル」の所在を知るためのロードマップに過ぎません。