Q1:出血が鮮血になり、生理2日目のような量が出ました。今すぐ病院に行くべきですか?
A1:迷わず直ちに受診、またはかかりつけ産婦人科の緊急連絡先へ電話してください。少量の茶おりであれば翌朝の診療時間まで待てるケースが多いですが、「鮮紅色の出血が止まらない」「生理用ナプキンが1時間以内に満杯になる」「激しい下腹部痛や子宮の周期的な張りがある」場合は、活動性の再出血や切迫流産が強く疑われます。自己判断で横になり続けるのではなく、医療機関の指示を仰ぐ必要があります。
Q2:絨毛膜下血腫と診断されたら、上の子の抱っこや家事は一切禁止ですか?
A2:指示された安静度によりますが、少なくとも「出血が鮮血である期間」や「血腫の拡大傾向が見られる期間」は、上の子の抱っこ(重量物の持ち上げ)や立ち仕事、掃除機がけなどの腹圧がかかる家事は厳禁です。上の子と接する際は、床やソファに座った状態で膝に乗せて抱きしめるなど、母体の腹部に負担をかけない工夫を行ってください。パートナーやファミリーサポート、一時預かりの積極的活用が推奨されます。
Q3:血腫が無事に吸収された後、出産や赤ちゃんの発育に後遺症や悪影響は残りますか?
A3:妊娠中期(妊娠16週頃まで)に血腫が完全に消失し、その後の超音波検査で胎児の発育が週数相応であれば、絨毛膜下血腫そのものが原因となって胎児に形態的異常や発達の後遺症を残すことはありません。ただし、血腫が広範囲だった場合、胎盤機能不全や早産のリスクについて妊娠後期まで注意深く経過観察を行う方針をとる産院が一般的です。