Q1:入院用の前開きパジャマは、普段着ているボタンダウンのシャツやパジャマでも代用できますか?
A1:ボタンで全開できる形状であれば代用自体は可能です。ただし、日常用の綿Yシャツなどは生地が硬く伸縮性がないため、ベッド上で背中が擦れて痛みの原因になります。また、背面にタックやギャザーが寄っている衣服は褥瘡(床ずれ)のリスクを高めます。就寝・療養向けに作られた、柔らかいガーゼ生地やニット地、平坦な縫製の前開きパジャマを用意するのが原則です。
Q2:点滴をしている最中に前開きパジャマを着替えるにはどうすればよいですか?
A2:点滴がつながったまま着替える場合は、「脱ぐときは点滴をしていない方の腕から、着るときは点滴をしている方の腕から」行うのが医療現場の鉄則です。着る際は、まず点滴ボトルとチューブをパジャマの袖口から内側を通してくぐらせ、点滴針が刺さっている腕に優しく袖を通してから、反対側の健康な腕を通します。不安な場合は無理をせず、必ずナースコールで看護スタッフに補助を依頼してください。
Q3:ワンピースタイプを選ぶ場合、下にズボンは履かないものですか?
A3:手術直後や導尿カテーテル留置中、内診が必要な処置期間はズボンを履かずにショーツのみ、あるいはT字帯(手術用下着)の状態で過ごします。そのため、裾がめくれても太ももが見えない膝下丈〜ふくらはぎ丈の長さが必須となります。処置が終わり歩行許可が出た後は、付属のレギンスやリラックスパンツを重ね履きして防寒や院内移動を行うスタイルが一般的です。
Q4:前開きパジャマは手術の何日前までに何着用意しておくべきですか?
A4:予定入院の場合、入院当日に着用して入室、あるいは翌日の手術当日の朝に着替えるスケジュールが一般的です。万が一のサイズ不適合や水通し(洗濯して糊を落とし吸水性を高める作業)を考慮し、入院日の1週間前までに3〜4着揃えておくことが推奨されます。新品をそのまま着用すると、生地が硬く汗を吸わないだけでなく、肌トラブルの原因になるため、事前に一度自宅で洗濯しておくのが現場の看護師からも強く推奨されるポイントです。