Q1:妊娠6週で胎芽の大きさが3ミリしかありませんでした。平均より小さいようで、流産の可能性が高いのでしょうか?
A1:全く悲観する必要はありません。妊娠6週前半における3mmという測定値は、十分に正常発育の範囲内です。前述の通り、排卵日が2〜3日遅れていただけで実質的な週数は5週後半になり得ますし、胎芽の姿勢やエコー画面の測定ポイントがわずかにずれるだけでミリ単位の数値は変動します。現時点で出血や激痛がなければ、赤ちゃんの生命力を信じて次回の再診を待ちましょう。
Q2:体外受精(IVF)のため排卵日のズレはあり得ません。それでも6週で胎芽が小さかったり心拍が見えなかったりすることはありますか?
A2:体外受精や顕微授精であっても、追いつく事例は数多く存在します。採卵日や胚移植日が確定しているため「受精日」の狂いはありませんが、受精卵が子宮内膜に着床を完了するまでにかかる日数(着床ウィンドウの幅)には約1〜3日の個人差が生じます。また、初期の細胞分裂スピードの個体差や、エコーの描出角度による誤差も同様に生じるため、体外受精だからといって6週の1回の検査で悲観する必要は全くありません。
Q3:妊娠6週に入った途端、激しかったつわりが急にピタッと消えました。胎芽の成長が止まってしまった兆候でしょうか?
A3:つわりの急激な変化が、直ちに胎芽の発育停止を意味するわけではありません。つわり症状はホルモンバランスの急変に対する身体の反応であり、日によって波があるのが一般的です。母体の身体が一時的にホルモン環境に適応したケースや、胎盤形成に向けた移行期に症状が軽くなることは多々あります。鮮血を伴う大量の出血や激しい下腹部痛がない限り、症状の強弱だけで自己判断することは避けましょう。