「少しうるさいけれど冷暖房は効いているから」と、エアコンのカタカタ音の放置を続ける危険性は極めて高いと言わざるを得ません。軽微な振動であっても、長期間放置することで内部パーツ全体に余計な負荷をかけ続けます。
ファンの軸ブレを放置すると、最終的にファンモーターの焼き付きやファンの破損へと発展します。ファンが割れて内部で高速回転しながら飛び散ると、熱交換器のアルミフィンや内部配管を傷つけ、ガス漏れや全損事故を引き起こすリスクすら孕んでいます。
また、振動によって内部のドレンパン(結露水の受け皿)が傾いたりヒビ割れたりすると、室内への水漏れが発生し、壁紙や床、階下への浸水被害といった二次災害に発展しかねません。「異音が次第に大きくなってきた」「焦げたような臭いがする」「風量が異常に不安定」といった症状が見られたら、即座に使用を中止すべき危険信号です。