「スチレンボードをカッターで切ると、中のスポンジがちぎれて断面がギザギザになる」というのは、初心者が直面する最も典型的な失敗です。この現象を防ぎ、まるでレーザー加工したかのようなシャープな断面を作るには、道具選びとカット動作に明確なコツがあります。
まず道具面では、「刃先の鋭いカッター(刃角30度のデザインカッターやプロ用黒刃)」を用意し、少しでも切れ味が落ちたら惜しまず刃を折って新品の状態を維持します。また、定規はカッターの刃が食い込まないよう、必ず金属製のステンレス直定規または滑り止め付きカッティング定規を使用してください。
カット時の動作における黄金律は、「一度で切ろうとせず、3回に分けて切る」ことです。 1回目で表面の紙だけを薄く切り込み、2回目で中心の発泡スチレン芯材を滑らかに裂くように押し切り、3回目で裏面の紙を切り離します。カッターの角度は立てすぎず、寝かせ気味(約30〜45度)に保ち、余分な下方向への力をかけずに手前にスッと引くのが、毛羽立ちをゼロにする秘訣です。