ニッパツ三ツ沢球技場を初めて訪れるファンが最も陥りやすい落とし穴が、メインスタンド上段にそびえ立つ複数の大柱です。1964年の東京五輪でも使用された歴史ある建築物であるため、近代的な片持ち梁(キャンチレバー)構造ではなく、スタンド内部に垂直に打ち込まれた鉄骨柱が屋根を支えています。
この柱の真後ろや斜め後ろに位置する座席は、ピッチの一部(特にコーナーキックエリアやゴール前)が完全にブラインドとなり、試合展開を追う上で大きなストレスを感じることがあります。SNSや観戦レビューでも「ペナルティエリア内の攻防がちょうど柱と重なって見えなかった」という声が定期的に散見されます。
現在、横浜FCなどの主催試合では、チケット販売時に「視界不良席」「わけあり席」として明記され、割引価格で販売されるケースが主流となっています。しかし、指定席の選択画面において「一般席」として販売されている座席の中にも、角度によって視野の一部に柱が干渉するギリギリの境界線が存在します。視界を100%確保したい場合は、メインスタンド中段(柱より前方列)を選択するか、バックスタンドの中央寄りブロックを確保するのが最も確実な防衛策です。