2021年8月12日の運行停止以降、マシンはシートで覆われ、約2年半にわたって再開へ向けた技術検証が続けられていました。しかし、2024年3月13日、富士急ハイランドは苦渋の決断として「ド・ドドンパの営業終了」を正式発表しました。公式リリースにおいて運営側は、メーカーとの協議を重ねたものの、「乗客の負傷リスクを完全に排除できる制御・拘束方法の確立が困難である」旨を明確に表明しています。
この運行終了理由の公表を受け、ネット上では安全面への理解を示す声とともに、希代のレジェンドマシンの引退を惜しむ声が渦巻きました。そして迎えた2025年から2026年にかけて、現地ではついにド・ドドンパの解体撤去作業が本格化しました。
かつて園内のランドマークであった直径39.7mの巨大ループや、直線加速エリアのシンボルだった発射トンネルの設備は順次取り外され、銀色のトラスレールは地上から姿を消しつつあります。ドドンパ現在の状況として、敷地の一部は更地化が進んでおり、富士急ハイランド特有の広大な直線スペースが露わになっています。
富士急ハイランド側は跡地の利用計画について公式な発表を控えているものの、テーマパーク業界関係者の間では「エアーローンチのような過激な局所Gを避けつつ、最新の制御リニアモーターを用いた別ベクトルの大型次世代アトラクション」の導入計画が水面下で検討されているとの見方が有力です。