Q1:裏ワザ公式「$c = \frac{10ad}{M}$」の「10」を本番でど忘れしたらどうすればいいですか?
A1:慌てる必要はまったくありません。「溶液が1L(1000mL)ある」と仮定してください。密度 $d$ を掛けて1000$d$ [g] とし、パーセント濃度 $a/100$ を掛ければ溶質の質量は $10ad$ [g] になります。これをモル質量 $M$ で割れば、自然と $10ad/M$ が手元に現れます。公式を思い出すのではなく、1L仮定のステップを再現するのが最も確実です。
Q2:密度で使われる「g/cm³」と「g/mL」は同じと考えて良いのでしょうか?
A2:実用上、完全に同一とみなして問題ありません。体積の定義として $1 \text{ cm}^3 = 1 \text{ mL}$ です。問題文によって「g/cm³」と表記されたり「g/mL」と書かれたりしますが、数値の換算を気にする必要はなく、そのまま体積(mL)と掛け算・割り算を行って構いません。
Q3:共通テスト本番で計算時間を短縮するためのテクニックはありますか?
A3:途中式で掛け算を最後まで計算しきらず、分数としてキープすることです。例えば「$1000 \times 1.20 \times 0.365$」をいちいち筆算して438にするのではなく、分母のモル質量(36.5など)との約分を見越して式を立てると、驚くほど簡単に数字が消えて計算ミスと解答時間を劇的に減らせます。