時計の針を少し巻き戻せば、二人の原点には2011年にフジテレビ系列で放送され大ヒットを記録したドラマ『マルモのおきて』が存在する。双子の幼い姉弟が過酷な運命を乗り越えながら身寄せ合って生きる姿を描いたこの物語は、最高視聴率23.9%を叩き出し、社会現象にまで発展した。
エンディングで二人が可愛らしく踊った楽曲『マル・マル・モリ・モリ』は、子どもから大人まで国境を超えて愛され、運動会やイベントの定番ソングとなった。当時の無邪気でピュアな表情は全国民の記憶に深く刻み込まれているが、彼らが本当にすごかったのは、その可愛らしさの奥底にプロとしての揺るぎない集中力を秘めていたことだ。単なる「可愛い子役」の域を超え、物語の核心を支える演者としての基礎はこの時期に既に出来上がっていた。