この神社の正称は「富士山本宮浅間大社」。国境を越えて多くの旅人を惹きつける理由は、単なる歴史の深さだけではない。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の委員会において、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉(世界文化遺産)」として登録された際、その中核をなす構成資産の一つとして世界的に認められたからだ。
日本の神道・歴史社寺を代表する名社であり、古来より火山噴火を鎮めるための祈りが捧げられてきた。今日では観光・旅行産業の広がりとともに、歴史愛好家からパワースポット巡りを好む人々、さらには海外からの旅行者に至るまで、多様な参拝者が交錯する熱気あふれる空間となっている。