確定死刑囚はインターネットに直接アクセスすることは禁じられています。しかし木嶋死刑囚は、面会に訪れる支援者や夫を通じて手書きの原稿を拘置所の外へ持ち出し、「木嶋佳苗の拘置所日記」と題されたブログなどで自らの主張や日常を公開し続けました。
ブログに綴られていたのは、拘置所内で支給される食事への詳細な品評、自作の短歌、差し入れられたブランド品や書籍への感謝、そして面会に訪れる男性たちへの品定めなど、反省の色とは程遠い自己肯定感に満ちた文章でした。この情報発信は多くの読者を引き寄せ、一部の熱烈な支援者を獲得するツールとして機能しました。
現在でも、外部の支援グループを通じて彼女の近況や手紙の一部がメディア関係者に共有されることがあり、塀の中にありながらも常に世間の視界に留まり続けようとする強烈な自己顕示欲を物語っています。