気象庁から「氾濫危険情報(警戒レベル4相当)」や「氾濫発生情報(警戒レベル5)」が出された段階では、すでに屋外の移動は生命の危機を伴います。パニックを防ぎ、安全を確保するための避難先と行動基準を整理しておきましょう。
荒川氾濫警報避難場所まとめにおける基本方針は、状況に応じた2つの避難形態の使い分けです。
- 広域避難(水平避難):台風接近の2〜3日前から、水害リスクのない武蔵野台地方面(文京区、台東区上野台地、新宿区など)や、埼玉県西部の高台、親類宅・ホテルなどへ事前に移動する。これが最も安全確実な選択肢です。
- 緊急安全確保(垂直避難):すでに周囲が冠水して屋外移動が不可能な場合、または逃げ遅れた場合の最終手段。鉄筋コンクリート造など堅牢な建物の、想定浸水深より高い上層階(3階以上、浸水想定エリアによっては5階以上)へ避難します。
避難のタイムラインとして、大雨が予想される72時間前にはハザードマップで自宅の浸水深を再確認し、非常持ち出し袋と備蓄品を点検。48時間前には交通機関の計画運休情報を確認し、要配慮者の避難を先行させます。24時間前には全員が安全なエリアへの移動を完了しておくことが、荒川氾濫から生き残るための鉄則です。