判定が告げられた瞬間、リング上で天心が喜びを爆発させた一方で、武尊はマットに突っ伏し慟哭した。試合後インタビューのブースに現れた武尊は、顔を腫らし、時折言葉を詰まらせながら胸の内を吐露した。
注目を集めた武尊 試合後 コメントの中で、彼は「僕を信じてついてきてくれたファンの皆さん、K-1の仲間たち、応援してくれたすべての人に申し訳ない」と深々と頭を下げた。格闘技界を背負い、K-1という団体の絶対王者として勝ち続けなければならないという重圧と孤独に耐え続けてきた男の涙は、多くのファンの心を打った。
この敗北を機に武尊は一度リングから離れ、心身の休養と手術を経てK-1との契約を満了。その後、世界最高峰の舞台であるONE Championshipへの挑戦を決断するなど、敗戦を糧に新たなグローバルロードへと舵を切ることになった。