糖分の過剰摂取がもたらす影響は、その場のだるさだけに留まりません。使い切れずに余った血液中の糖は、体内のタンパク質と結びついて「AGEs(終末糖化産物)」という老化物質を生成します。これが「体のコゲ」とも呼ばれる糖化現象です。
肌のハリを支えるコラーゲン繊維が糖化すると、弾力を失ってシワやたるみの直接的な原因になります。また、糖分の代謝によってビタミンB群が大量に消費されるため、皮脂分泌のコントロールが乱れ、翌朝のニキビや吹き出物、肌のくすみといったトラブルが表面化します。
さらに深刻なのが内臓脂肪への影響です。グリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えきれなくなった余剰糖質は、中性脂肪へと姿を変え、内臓周囲に沈着していきます。日常的に糖分を摂り過ぎる生活を続けていると、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」が生じ、糖尿病リスクが跳ね上がります。日常的に「喉が異常に渇く」「尿の回数が増えた」「疲れが全く抜けない」と感じている場合は、初期症状のサインとして見逃せません。