この革新的なプロダクトを生み出したのは、熊本県熊本市に本社を構える創業1869年の株式会社フンドーダイだ。長年にわたり九州の食文化を支えてきた老舗中の老舗である。
老舗調味料製造業としての誇りを保ちつつ、時代の変化に対応する挑戦を主導したのが代表取締役社長の山名慶裕氏だ。同氏の強力なリーダーシップのもとで発足した「透明醤油開発プロジェクト」は、試行錯誤の連続だった。色を抜くと香味が飛んでしまうという技術的難関に何度もぶつかりながらも、自社の伝統的な醸造技術をアップデートし、ついに理想の透明感と深い味わいを両立させた。