病気や怪我を契機にストーマを造設し、その事実を自ら世間に公表した著名人は各界に存在します。消化管の手術による「人工肛門(コロストミー・イレオストミー)」と、尿路の手術による「人工膀胱(ウロストミー)」に分けて代表的な人物をまとめました。
【主なオストメイト公表著名人一覧】
- 渡哲也さん(俳優):直腸がんの手術により人工肛門を造設。後に公表し、オストメイトの社会的認知拡大に多大な貢献を果たしました。
- 桑野信義さん(タレント・ミュージシャン):ステージ3〜4の大腸(直腸)がんを経験。一時的人工肛門を造設し、その後の閉鎖手術までをブログで詳細に発信しました。
- 小倉智昭さん(キャスター):膀胱がんの治療で膀胱を全摘出。代用膀胱や尿路ストーマの治療体験をテレビ番組等で赤裸々に語り、検診の重要性を訴えました。
- 団鬼六さん(作家):膀胱がんにより人工膀胱を造設。闘病中もユーモアを交えた筆致でエッセイを執筆し続けました。
- エマ・大辻・ピックルスさん(医師・作家):重度のアジソン病や慢性特発性偽性腸閉塞症などの難病により人工肛門を造設。医療従事者かつ当事者の視点で執筆活動を展開しています。
彼らに共通しているのは、排泄に関わるデリケートな問題をタブー視せず、自らの言葉で発信することで「ストーマがあっても社会で堂々と活躍できる」という実像を証明した点にあります。