ウルフドッグの里親募集を探す際、一般的な愛護センターやポータルサイトで見かけるケースはごく稀です。多くはウルフドッグ専門の保護団体や、大型野性系犬種に精通した民間のレスキューチーム、ブリーダーによる一時保護などを通じて里親探しが行われています。
狼犬の保護犬を引き取りたいと希望する人は少なくありませんが、実際に正式譲渡まで辿り着くケースはほんの一握りです。保護団体側は、過去の脱走事故や再放棄のリスクを極度に警戒しています。面談では飼育経験だけでなく、住居の構造、家族構成、万が一の際のバックアップ体制まで綿密な審査が行われます。
里親募集に出される個体の多くは、成犬期を迎えて力や自己主張が強まり、前飼い主の手におえなくなったケースです。心に深い傷やトラウマを抱えていることも珍しくなく、ゼロから信頼関係を構築する並々ならぬ忍耐力が引き取り手に求められます。