「紙コップの最大の弱点は、保温性のなさと構造的な脆さにある」。そう語るのは、プロダクトデザイナーの佐藤氏だ。実際、紙コップは熱湯を注ぐとフニャフニャと柔らかくなり、持ち手がないために長時間握り続けることができない。だが、最新のホルダーは単に取っ手を付けるにとどまらない。
二重構造の真空断熱技術を取り入れたステンレス製ホルダーは、注ぎたての熱さを完全にシャットアウトしつつ、中の液体を1時間以上飲み頃の温度にキープする。結露でデスクが濡れる心配も一切ない。寒さの厳しい冬のオフィスや、風が吹き抜ける春先のソロキャンプ場において、この「冷めない」という価値は何物にも代えがたいアドバンテージとなる。