ネット上の口コミ掲示板やSNSを調査すると、「グルーを使えば絶対に安心」「チップをやすりで削ると強度が落ちる」といった不正確な言説が散見されます。実態を検証すると、これらの思い込みがトラブルの引き金になっていることが分かります。
特に危険なのが「ネイルグルーを自爪全面にたっぷり塗る」という誤った使い方です。グルーが皮膚にはみ出すと接触性皮膚炎を起こすリスクがあるだけでなく、オフが極めて困難になり、自爪の表面が層状に剥がれる「二枚爪」の主因となります。グルーを使用する際も、チップ中央部に少量塗布し、圧着時に外へ広がらないようコントロールするのが鉄則です。
また、「自爪表面を激しく削ってザラザラにすればテープが付きやすい」という説も完全な誤解です。適度なサンディング(表面のツヤ消し程度)は有効ですが、削りすぎは爪を薄くし、剥離時のダメージを深刻化させます。基本的には丁寧なエタノール脱脂だけで十分な保持力が得られます。