なぜ自分ばかり?蚊に刺されやすい人の特徴と最新科学が明かす対策

なぜ自分ばかり?蚊に刺されやすい人の特徴と最新科学が明かす対策

なぜ自分ばかり?蚊に刺されやすい人の特徴と最新科学が明かす対策についての真相をお届けします。

蚊の標的選びにおいて、嗅覚や温熱感知と並んで重要な役割を果たすのが視覚情報です。蚊は白黒の濃淡(コントラスト)を鋭敏に識別する複眼を持っており、蚊が寄ってくる服の色には顕著な偏りがあります。

蚊が最も好んで集まるのは「黒」「ネイビー」「濃いブラウン」などの暗色系です。自然界において直射日光を嫌う蚊は、光を吸収して暗がりを作る影のような場所に引き寄せられる習性があります。黒い衣服は熱を蓄えやすいため、遠赤外線による体温感知とも相まって蚊にとって最悪の誘引フラグを立てることになります。対照的に、「白」「明るいベージュ」「パステルイエロー」などの明色系は光を反射するため、蚊の視覚センサーから見落とされやすくなります。

日常生活で無意識にやってしまいがちな蚊に刺されない対策のNG行動には、次のようなものがあります。

・素足にサンダル履きでの外出:足裏の常在菌の匂いがダイレクトに放散され、最も蚊に刺されやすい無防備な状態を作ります。
・日焼け止めと虫除けの塗布順序の間違い:先に虫除けを塗って上から日焼け止めを重ねると、忌避成分の揮発がブロックされ効果が半減します。必ず「日焼け止めを先に塗り、乾いた後に虫除けスプレー」を塗布するのが鉄則です。
・スプレーを空間に噴霧してくぐるだけの使い方:虫除け剤は空気を浄化するものではなく、皮膚表面を隙間なく覆って蚊の着地センサーを狂わせるバリアです。手に取って塗りムラがないよう均一に伸ばす必要があります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。