Nhk『るるるの歌』はなぜ怖い?Eテレ最恐トラウマ曲の真相

Nhk『るるるの歌』はなぜ怖い?Eテレ最恐トラウマ曲の真相

Nhk『るるるの歌』はなぜ怖い?Eテレ最恐トラウマ曲の真相の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

『るるるの歌』は単一の楽曲にとどまらず、番組の進行とともに数多くのバリエーションが制作されました。それぞれ異なるテーマと結末を持ち、視聴者の背筋を凍らせてきました。代表的な歴代バージョンを比較検証します。

バージョン名物語の概要と描写ラストシーンの結末恐怖度・トラウマ評価はじまり編
(初期通常版)主人公が朝起きて身支度をし、学校へ向かう日常の動詞を淡々と羅列する展開。道端に突然現れた巨大な落とし穴に吸い込まれるように「おちる」。★★★☆☆
シュールな不条理劇の原点おとこオオカミ編満月を見上げた平凡な男性が狼男へと変貌し、夜の森を疾走するダークファンタジー。仕掛けられた罠にかかり「つかまる」、あるいは朝日で元に「もどる」。★★★★☆
変身の生々しさと孤独感が際立つ未来編サイバーパンク調の荒廃した未来都市で、ロボットやクローンらしき人物が活動。文明の崩壊や機能停止を暗示させる虚無的な余韻で「きえる」。★★★★★
Eテレ史上最高峰のディストピア感かるた編 / リバース編かるたの読み札を用いた言葉遊びや、映像と音声を逆再生する実験的演出。文脈がねじれ、時間が巻き戻る不気味なパラレルワールドの提示。★★★★☆
言語解体による精神的不安

特に「未来編」が放つ終末観は凄まじく、子ども向け番組の枠組みを完全に逸脱したSF的映像美とペシミズム(悲観主義)が融合し、放送当時は親世代からも「もはや短編アート映画の領域」と驚嘆の声が上がりました。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。