天気予報で「15度」という数字を見た際、真っ先に確認すべきは「それが1日の最高気温なのか、最低気温なのか」という点です。ここを見落とすと、その日のコーディネートは高い確率で失敗します。
最高気温15度が観測されるのは、主に11月下旬〜12月上旬の晩秋や、3月上旬〜中旬の初春です。この時期は日中こそ15度まで上がって日差しの温もりを感じられるものの、朝晩は5度〜8度前後まで冷え込みます。つまり、1日の大半は「冬の寒さ」に近いため、裏地付きのしっかりしたトレンチコート、ライダースジャケット、薄手のウールコート、あるいは保温性の高い厚手ニットカーディガンが欠かせません。
一方、最低気温15度が記録されるのは、5月中旬〜6月上旬の初夏や、9月下旬〜10月中旬の初秋です。この場合、日中の最高気温は22度〜25度前後の「夏日」近くまで上昇します。日中は半袖や薄手の長袖カットソー1枚で快適に過ごせるため、朝晩の冷え込み対策として羽織れる薄手のマウンテンパーカー、軽やかなシアーカーディガン、リネン混ジャケットなど、小さく畳んでバッグに収納できるアウターが最適解となります。