「ゲームとして本当に面白いのか」というクオリティ面に関しては、コミュニティ内でも賛否が二極化しています。5ちゃんねる(旧2ch)やX(旧Twitter)、知恵袋に投稿された数千件に及ぶユーザーの声を検証したところ、評価の分岐点は「原作ファン向けキャラゲー」として割り切れるか、「本格的な育成RPG」を求めているかという初期期待値の差にありました。
ポジティブな評価として目立つのは、主人公「私(蜘蛛子)」の進化プロセスやグラフィックの再現性です。「アニメでお馴染みの悠木碧さんのボイスが堪能できる」「最弱の小型迷宮スパイダーからアラクネ、そして白へと形態変化していく過程が眺められるだけで眼福」といった、キャラクター愛を満たす要素には一定の支持が集まっています。アプリのインストールが不要で、スマートフォンのストレージ容量を圧迫せずにブラウザから即座に起動できる手軽さも、社会人プレイヤーから好意的に受け止められています。
一方で、厳しい批判の矢面に立たされているのが「ゲーム性の単調さ」と「執拗な課金誘導ポップアップ」です。戦闘は基本的に全自動で進行する放置型クリッカーRPGの文脈を汲んでおり、プレイヤーが能動的に介入できる余地はスキルの育成順や陣形配置に限られます。「画面を開くたびに限定パックの購入画面が割り込んでくる」「無課金だとステージ進行の壁にぶつかり、何日も放置して戦力を貯める必要がある」という現場の嘆きは根強く、この仕様が低評価レビューの温床となっています。