キング・クリムゾンの名称は、1960年代後半からプログレッシブ・ロック界を牽引したイギリスの伝説的バンド「King Crimson」に由来しています。額のエピタフも、彼らの歴史的名盤『クリムゾン・キングの宮殿』に収録された代表曲「Epitaph(墓碑銘)」から命名されたことは有名です。重厚かつ不穏、そして構築美に満ちた楽曲の雰囲気が、スタンドの造形と禍々しい存在感に見事に投影されています。
歴代『ジョジョ』シリーズのボススタンドと比較する最強議論においても、キング・クリムゾンは常に上位に挙げられます。第3部DIOの「ザ・ワールド(時止め)」との対決論争はファンの間で長年語り草となっており、「静止した時間」と「消し去られた時間」のどちらが先に判定されるかについては今なお多様な考察が存在します。
エピタフの予知によって時止めを事前に察知し、その瞬間を消し飛ばせばディアボロが有利とされる一方、不意打ちの時止めには対抗できないなど、緻密なルール設定があるからこそ成立する考察の深さが作品の大きな魅力です。