『夏色』のリリース日は1998年6月10日。インディーズミニアルバム『ゆずの素』『ゆずマン』を経て放たれたメジャーデビューシングルです。プロデュースには元JUN SKY WALKER(S)の寺岡呼人が参画し、アコースティックデュオの素朴な響きを損なうことなく、ダイナミックなポップスへと昇華させました。
当時、横浜・伊勢佐木町の横浜松坂屋前で行われていた路上ライブには、最終的に台風直前にもかかわらず約7,000人ものファンが殺到する社会現象へと発展していました。『夏色』はまさにその路上ライブの熱気の中心で歌われ、観客との対話の中で磨き抜かれたキラーチューンでした。
メジャーデビュー曲の選定に際しては、他の候補曲も存在する中で「ゆずの原点である疾走感と、二人でしか奏でられないアコースティックギターのアンサンブルを最もストレートに表現できる楽曲」として満場一致で『夏色』が選ばれたという経緯が当時の制作資料にも記録されています。