シャトル選びで失敗しないためには、素材ごとの特性を正確に理解しておく必要があります。パッケージに「水鳥羽根」と書かれていても、ガチョウとアヒルでは耐久性に明確な差が生じます。
【ガチョウ羽根(鵝毛)の特徴】
油分が豊富で羽軸が太く、繊維の密度が高いため、強いスマッシュを受けても羽軸が折れにくいのが最大の特徴です。日本バドミントン協会が定める「第一種検定球」の多くはガチョウ羽根を採用しており、飛行軌道の正確性と長寿命を兼ね備えています。初期投資は高額ですが、ゲーム練習で1試合あたりに消費する球数が減るため、トータルコストではアヒル球と大差ないケースも珍しくありません。
【アヒル羽根(鴨毛)の特徴】
ガチョウに比べて羽軸が細く、乾燥に弱い傾向があります。スマッシュやフレームショット(芯を外した打撃)によって羽先が欠けやすく、軸からポキリと折れやすいのがデメリットです。一方で販売価格はガチョウ球より1ダースあたり1,000円〜1,500円ほど安いため、第二種検定球や練習球として幅広く普及しています。