新林公園の尾根筋を巡る散策コースは、市街地のすぐそばであることを忘れさせるほどの深い緑に包まれています。谷戸の地形に沿ってアップダウンが続く山道は、軽めのトレッキングや森林浴に最適なルートです。
四季の移ろいを彩る植物のラインナップも見事です。春のサクラから始まり、4月下旬から5月にかけては藤棚のフジやツツジ、初夏には湿生植物区のアヤメやハナショウブが咲き競います。梅雨時のアジサイ、盛夏の緑陰、秋のモミジやクヌギの紅葉、そして冬の静謐な木立と、1年を通じて景観が途切れることはありません。
散策コース内には富士山や江の島方面を遠望できる見晴らしポイントもあり、澄んだ空気の中で相模湾方向の眺望を楽しむことができます。ただし、コースの一部には木の根が露出した未舗装路や傾斜の急な階段が存在するため、スニーカーなどの歩きやすい靴での訪問が欠かせません。