高校選びにおける最大の関心事の一つが、出口戦略である進学実績です。「自由な学校生活を満喫しつつ、希望の大学へ進学できるのか」という点について、客観的な合格データと進路指導の実情を分析します。
布施高校の卒業生のボリュームゾーンは、関西の私立トップ群である関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)および準難関の産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)です。とりわけ地理的にも隣接している近畿大学への合格者数は毎年群を抜いて多く、学部を問わず100名を超える年度も珍しくありません。
進学指導の現場を取材すると、布施高校は創立80年を超える伝統校ならではの強みとして、関西主要私立大学からの指定校推薦枠が極めて潤沢であることが分かります。1年次から定期考査で手を抜かず、評定平均を高くキープした生徒が関関同立の指定校枠を早期に確保するケースが定着しています。一般選抜で難関私大を目指す場合は、高校の授業進度に過度に依存せず、東進や河合塾などの予備校を併用した自学自習のペース配分が合格の決め手となります。