「クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan)」という独特の響きを持つ名称は、1865年12月24日、アメリカ・テネシー州プラスキにおいて、南北戦争で敗北した元南部連合軍の退役軍人6名が集まって結成された際に名付けられました。
その語源は、ギリシャ語で「円環」や「車輪」を意味する「キクロス(Kuklos / 英語表記: Kyklos)」にあります。仲間内の強固な結束や円陣を意味するこの単語を変形させて「Ku Klux」とし、創設メンバーたちの多くがスコットランド系移民のルーツを持っていたことから、血族や一族を意味する「クラン(Clan)」を頭文字の「K」に揃えて組み合わせました。
「Ku・Klux・Klan」という3つの単語の頭文字を取り、通称として「KKK(ケイ・ケイ・ケイ)」と呼ばれています。当初は退役軍人たちの退屈しのぎの社交クラブとしてスタートした集まりでしたが、やがて敗戦による不満と解放された黒人への敵意を増幅させ、暴力的な秘密結社へと変貌していきました。