高い評価を受けるなにわ一水ですが、事前のリサーチ不足によるミスマッチを防ぐために把握しておくべき留意点もあります。
1つ目の誤解は、「すべての客室温泉が源泉かけ流しである」という認識です。なにわ一水では、客室露天風呂・大浴場ともに松江しんじ湖温泉の天然温泉(泉質:ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉)を引湯していますが、適温管理と衛生面維持のため循環ろ過・加温を併用しています。湯上がりのしっとり感や保温効果は十分ですが、完全な放流式(かけ流し)のみにこだわる方は仕様を確認しておくと安心です。
2つ目は、湖畔沿いに位置する立地ゆえの周辺環境です。宿の目の前には美しい宍道湖が広がっていますが、湖と建物の間には車道が通っています。高層階の客室からは道路が視界に入りにくく設計されていますが、低層階の一部の部屋では時間帯によって車の通行音が気になるケースがあります。静寂を極限まで重視したい場合は、4階以上の客室や特別フロアを選択するのが賢明なアプローチです。