実際の居住環境はどう変化しているのか。都心部へ転入した住民や不動産関係者のリアルな声から、現場の空気感を検証します。
「3年前に兵庫県内から大阪市中央区のマンションに買い替えました。通勤時間がドアツードアで15分になり、うめきたや中之島周辺の公園整備で子どもの遊び場にも困りません。かつての雑然としたイメージとは別世界です」(30代・IT企業勤務)
「市内中心部は家賃・物件価格が高騰しており、単身者や共働き世帯には快適ですが、車を複数台所有したい家庭や広い庭を求める層は北摂の箕面方面や北大阪急行沿線へ流れる傾向が顕著です」(大阪市内大手不動産仲介担当者)
一方で、南大阪・泉州エリアの住民からは「地元の商店街がシャッター通りになり、同世代の多くが天王寺や難波、梅田近辺へ引っ越してしまった」という声も聞かれ、交通インフラや駅前利便性の差がそのまま人口密度の差に直結している現実が浮き彫りになっています。