洗濯機が脱水できない原因と自力解決法|故障と諦める前の盲点と費用

洗濯機が脱水できない原因と自力解決法|故障と諦める前の盲点と費用

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脱水エラーが出た際、工具を使わずに家庭で即座に実行できるメンテナンス手順を解説します。作業を行う前には、安全のため必ず電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いた状態で作業を行ってください。

ステップ1:糸くずフィルター(排水フィルター)の徹底清掃
縦型洗濯機の内壁にあるネットや、ドラム式洗濯機の本体下部に設置されている糸くずフィルター(排水フィルター)を取り外します。ここに繊維くず、ティッシュの破片、髪の毛、ペットの毛などが固着していると、排水センサーが「水が抜けていない」と誤判定します。古歯ブラシと中性洗剤を使って網目のぬめりを完全に落とし、元の位置へ確実にロックして戻します。

ステップ2:洗濯物の偏りを手作業でほぐす
バスマット、吸水性の高い大判バスタオル、厚手のデニム、あるいは洗濯ネットに入れた複数の衣類が1つの大きな塊になっていませんか。偏りエラーが発生した場合は、一度フタを開け、大物衣類と小物衣類を均等に分散配置し直します。また、洗濯ネットに衣類をぎゅうぎゅうに詰め込んでいる場合は、ネットから出して分散させるだけで即座に脱水が正常稼働することが多々あります。

ステップ3:排水ホースと排水口トラップの詰まり除去
洗濯機本体から床へと伸びる排水ホースが途中で潰れていたり、折れ曲がって水の通り道を塞いでいないか目視確認します。さらに、床の排水口(エルボおよび防臭トラップ)に長年蓄積した洗剤カスや皮脂汚れ、糸くずがヘドロ化して詰まっているケースが非常に目立ちます。ホースを外し、トラップの部品を分解してヘドロを除去することで、スムーズな排水能力が復活します。

ドラム式洗濯機特有のチェックポイント:
ドラム式は構造上、少量の洗濯物(靴下数枚やTシャツ1枚のみなど)であってもドラムの内壁に均等に衣類が貼り付かず、偏りセンサーが作動して脱水がスキップされる仕様になっています。この場合は、濡らしたフェイスタオルを2〜3枚追加して重量バランスを取ることで解決します。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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