Q1:犬のカビ皮膚病の初期症状としてフケが出た場合、人間用のフケ用シャンプーで洗っても問題ありませんか?
A1:人間用のシャンプーは犬にとって脱脂力が強すぎる上、pH値(弱酸性〜中性)の違いから皮膚バリアを破壊してしまいます。さらに真菌に対して有効な成分濃度が異なるため、症状を悪化させるリスクが高まります。必ず動物病院で真菌の種類を特定した上で、処方された専用の抗真菌薬用シャンプーを使用してください。
Q2:犬のカビ(皮膚糸状菌)が人間や子どもにうつった場合、どのような症状が出ますか?
A2:犬と接触した腕、首、太ももなどに、リング状(輪っか状)に縁が赤く盛り上がった痒みのある発疹(タムシ・銭形状紅斑)が出現します。放置すると患部が広がり色素沈着を残すため、疑わしい皮疹が現れた場合は直ちに人間の皮膚科を受診し、「飼い犬が真菌性皮膚病に罹患している」旨を医師に伝えて抗真菌外用薬の処方を受けてください。
Q3:犬のカビ皮膚病が完治するまでの治療期間と総費用の目安はどのくらいですか?
A3:皮膚糸状菌症の場合、完治(培養検査での陰性確認)まで通常1ヶ月〜2ヶ月半(4〜10週間)程度を要します。治療費用は検査代、内服薬、外用薬、薬用シャンプーを含めて1回の通院で8,000円〜15,000円前後、完治までの総額としては30,000円〜70,000円程度が一般的な目安となります。途中で治療を中断すると再発し、さらに費用と期間が膨らむため注意が必要です。