Q1:夏目漱石が本当に言ったという証拠はどこにもないのですか?
A1:はい。現存する漱石の全集、日記、書簡、直筆原稿、門弟たちの膨大な手記のどこにも該当する記述はありません。昭和後期の文壇や教育現場の口伝から広まった都市伝説というのが、近年の日本文学研究における通説です。
Q2:もし意図せず「月が綺麗ですね」と言われたら、どうリアクションするのが安全ですか?
A2:相手が単に夜空を見て言っているのか、意図を含んでいるのか判断がつかない場合は、「本当ですね、澄んでいて綺麗ですね」と自然に相槌を打つのが無難です。好意を返したい確信がある場合のみ、「ずっと見ていたいですね」「あなたと一緒に見られて嬉しいです」と一歩踏み込んだ返答をするのがスマートです。
Q3:月にまつわる文学的な隠語や返し文句は他にどのようなものがありますか?
A3:承諾を意味する「死んでもいいわ」(二葉亭四迷)のほか、再会を願う「明日は雨が降るかもしれませんね」(雨=会えない憂い、または恵みの雨の解釈)、拒絶を意味する「手が届かない」「星のほうが綺麗です」など、天体をモチーフにした様々な言葉遊びが存在します。