肌の赤みは他者からの視線が集まりやすい部位であるため、本人が自覚するストレスは他覚的な重症度を大きく上回ることが皮膚心身医学の観点からも指摘されています。鏡を何度も確認して過剰に触れてしまったり、合わない化粧品を次々と試す「スキンケア迷民」に陥ると、肌バリアを自ら破壊し続ける悪循環を生み出します。自身の現在の状態を客観的に評価し、的確なアクションラインを引くことが重要です。
▼ 美容医療(皮膚科レーザー・光治療)へ直ちに進むべき人
- 炎症が完全に治まってから半年以上経過しても、鮮明な赤みが同じ位置に固定化している人
- ファンデーションを厚塗りしても赤みが透けてしまい、日常的な対人ストレスが大きい人
- 短期間(1〜3ヶ月以内)でイベントや就職等の期日に向けて素肌を整えたい明確な目標がある人
▼ まずは徹底したセルフケア・保険診療外用薬に留めるべき人
- 現在も化膿した赤ニキビや白ニキビが顔全体に頻発しており、活動期の炎症が止まっていない人(まずは保険適用のアダパレンや過酸化ベンゾイル等で新規発症をゼロにすることが最優先)
- 日常的に強い日焼けをする環境にあり、紫外線遮光の徹底が困難な人(レーザー照射後の色素沈着リスクが高まるため)
- 肌が極度の乾燥状態にあり、洗顔や化粧水でしみるようなバリア機能崩壊を起こしている人