Q1:種をまいてから1週間経ちますが全く芽が出ません。土を掘り返して確認しても良いですか?
A1:播種後7日程度経過し、平均地温が15℃以下であった場合は、種子の様子を1箇所だけそっと指先で掘って確認することをおすすめします。種子が硬いままであれば問題なく発芽待機中ですが、もし指で押してブヨブヨと潰れたり異臭がしたりする場合は、種腐れを起こしています。その場合は待っていても発芽しないため、土壌の排水性を改善した上で速やかに新しい種をまき直してください。
Q2:去年買ったトウモロコシの余り種は、今年まいても発芽しますか?
A2:トウモロコシの種子は「短命種子」の代表格であり、常温保存していた場合は1年で極端に発芽率が落ちます(50%以下になることも珍しくありません)。特にスイートコーン系は油分や糖分が多く劣化が早いため、原則として毎年新しい種子を購入するのが確実です。余り種を使用する場合は、あらかじめ前述の「濡れティッシュによる催芽テスト」を行い、発芽力を確認してからまくか、1箇所に3〜4粒多めにまいて間引く手法をとってください。
Q3:鳥害対策としてかぶせた不織布は、いつどのタイミングで外せばいいですか?
A3:発芽して葉が展開し、草丈が5〜7cm程度(本葉が1〜2枚開いた頃)になったら速やかに外してください。不織布をいつまでもベタがけにしたまま放置すると、葉が引っかかって曲がってしまったり、晴天時の内部温度上昇によって葉焼けを起こしたりします。本葉が展開した段階になれば、鳥が種子ごと引き抜くリスクは大幅に低減します。
Q4:1箇所に2〜3粒まくのが基本と言われますが、1粒まきではダメですか?
A4:プロの専業農家で精密な育苗ハウス管理を行う場合を除き、家庭菜園では「1箇所に2〜3粒まき」を強く推奨します。トウモロコシは複数の芽が競い合うようにお互いを刺激し合って初期生育が促される性質(共栄効果)を持っています。また、1粒が万一不発芽だった場合の保険にもなります。本葉が2〜3枚の頃に、最も茎が太く勢いのある1本を残してハサミで地際から切り取り、1本立ちに仕立てるのが最も失敗のない王道ルートです。