Webメディアの読者コミュニティやSNS、知恵袋などの投稿を調査すると、インターロッキング施工に関する切実な体験談や後悔の叫びが多数散見されます。それらの声を分析すると、工事の「見た目」と「構造」のギャップに対する認識不足が浮き彫りになってきます。
ネット上の投稿では、「新築時にDIYでアプローチを施工したが、1年後の梅雨時に全体が波打って水たまりだらけになった」「手動のタコで筋肉痛になりながら叩いたのに、車の前輪が乗る場所だけ見事に5cm沈んだ」といった失敗談が数多く寄せられています。中には「結局一度すべてのブロックを剥がし、プロの業者に下地からやり直してもらって余計に費用がかかった」という痛恨の告白も珍しくありません。
大手外構専門店のベテラン職人は、現場取材の中で次のように語っています。
「お客様は目に見える綺麗なカラーブロックの選定に夢中になりがちですが、我々職人が作業時間の7割から8割を割いているのは地面の下です。残土を掘り出し、砕石を入れ、転圧機を唸らせてカチカチに締め固める。この泥臭い土木作業をどれだけ妥協なくやれるかで、5年後、10年後の地面のフラットさが決まります。目地砂をケチったり適当な川砂で済ませたりした現場は、雨で砂が流れ出て数か月でブロックがグラグラ揺れ始めますよ」
現場のリアルな証言が示す通り、インターロッキングの美観と耐久性は、完成後には目に見えなくなる地中工程の誠実さに完全に依存しているのです。