草刈機のエンジンがかからない?プロが明かす原因と一発始動の対処法

草刈機のエンジンがかからない?プロが明かす原因と一発始動の対処法

草刈機のエンジンがかからない?プロが明かす原因と一発始動の対処法とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:チョークを閉じたまま何度もリコイルを引いてしまいました。どうすれば直りますか?
A1:高確率で「プラグかぶり」を起こしています。スイッチを運転にし、チョークを完全に「開(運転)」位置に戻したうえで、アクセルレバーを全開にしてリコイルを10〜15回力強く引いてください。シリンダー内に空気が送り込まれて燃料が抜けます。それでも初爆が起きない場合は、プラグを外して先端のガソリンを拭き取り、乾かしてから付け直してください。

Q2:前年に余った混合ガソリンをそのまま使っても大丈夫ですか?
A2:おすすめできません。冷暗所で専用の金属缶に密閉保管されていた場合を除き、機械のタンク内に残った燃料やプラスチック携行缶内のガソリンは数ヶ月で酸化・変質します。劣化した燃料は着火性が落ちるだけでなく、キャブレターの細い通路をガム質で詰まらせる直接的な原因になります。必ず新しいガソリンと規定比率の2サイクル専用オイルで作り直した新鮮な燃料を使用してください。

Q3:リコイルスターターが硬くてまったく引っ張れません。故障でしょうか?
A3:オイルの入っていない純ガソリンを入れて運転したことによる「エンジンの焼き付き」、またはリコイル内部のロープ噛み込みが疑われます。プラグを外した状態でスターターを引いてみてください。それでもビクともしない場合はピストンがシリンダーに溶着している可能性が高く、エンジンの重篤な破損です。この場合は無理に引っ張らず、専門業者に見積もりを依頼するか買い替えを検討してください。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。