強力な保冷剤を購入したユーザーから頻繁に寄せられるのが、「冷凍庫に2日入れても中身が固まらない」「白く凍らず透明なジェルのまま」という悩みです。これには科学的な理由があります。
保冷剤が凍らない理由と対策を理解する鍵は、保冷剤の「凍結開始温度」にあります。一般的な保冷剤は0℃前後で凍り始めますが、マイナス16℃を謳う強力タイプはマイナス20℃以下の環境でなければ凍結プロセスが始まりません。
家庭用冷凍庫の標準設定(中)は庫内温度が約マイナス18℃前後に保たれていることが多く、強力な大型保冷剤を凍らせるには温度がわずかに足りないのです。以下の3ステップを試すことで、確実にカチカチに凍らせることができます。
① 冷凍庫のダイヤルを「強(急冷)」に設定する
庫内温度をマイナス20℃〜マイナス22℃まで下げます。
② 冷気の吹き出し口付近に平置きする
保冷剤同士を重ねて置いたり、常温の食品と密着させたりすると冷気が遮断されます。底面全体に冷気が当たるよう隙間を空けて平らに配置します。
③ 完全に凍るまで36時間〜48時間は動かさない
大容量モデルほど内部まで完全に結晶化するのに時間を要します。使用する2日前から冷凍室へ入れておくのがベストです。