2023年秋から2024年にかけて旧ジャニーズ事務所が解体され、タレントとのエージェント契約を主体とする「STARTO ENTERTAINMENT」が発足した際、ネット上では「赤西仁が古巣に電撃復帰するのではないか」「STARTO社とエージェント契約を結ぶのでは」という憶測が一気に拡散しました。しかし、業界の内情とビジネスロジックを客観視すれば、これが現実を無視したネット上の願望に過ぎないことは明白です。
赤西氏がSTARTO社と専属契約や包括的なエージェント契約を結ぶメリットは、実質的に皆無です。理由として以下の三点が挙げられます。
- すでに自前のインフラが完成している:自身のレーベル、強固なファンクラブ基盤、海外ディストリビューション網を自前で構築済みであり、他社のマネジメント手数料を支払ってまで傘下に入る理由がない。
- 表現の検閲を嫌うポリシー:楽曲プロデュース、MV制作、SNS発信において、いかなる企業的制約も受けない自由こそが「Go Good Records」の最大の強みである。
- 双方にとって「再契約」はリスク:新体制となったとはいえ、過去に契約を終了したタレントを再び囲い込むことは、STARTO社にとっても新旧タレントの公平性を保つ上でマネジメント上の歪みを生みかねない。
したがって、ファンが期待すべき現実的なシナリオは「古巣への復帰」という形骸化した枠組みではなく、「外部の独立したアーティストとしてのスポット共演」や「楽曲提供・共同プロデュース」です。亀梨氏や他の現役STARTOタレントとのYouTubeでのコラボやフェスでのステージ共演といった、風通しの良い対等な関係性こそが、2026年以降に実現し得る真のサプライズと言えます。